さまざまな分野で使える環境に配慮したプラスチックホース・チューブを製造・販売
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塗装工場や整備工場などでは、溶剤や粉体の吹付作業はエアーラインで行われる。その際、怖いのが、静電気による引火だ。もっとも、その危険を回避するために、ホースの一部にアース線や導電帯を使った製品はある。しかし、これらのホースを使うには、多層構造のホースから、まずアース線や導電帯をむき出しにして、金属製の継手に接触させる必要があり、手間がかかる。しかもこのとき、継手とアース線が接触しているかどうかの確認をおろそかにすると、引火して大惨事に……という可能性もある。
そうした危険やトラブルを回避するために使いたいのが「導電エアーホース」だ。これは、ホース内側の素材に、安定した導電性能を持つ樹脂を使用した製品。金属性継手を差し込むだけでホース内側の導電性樹脂と接触するため、確実にアースを取ることができる。
糸状のアース線や導電帯を使用している製品は断線することがあるが、このホースは素材自体に導電性があるため、その心配は無用。しかも、内側に新素材を使用しながら、従来のエアーホースと同等のしなやかさを兼ね備えている点も、50年以上にわたり、さまざまな用途のホースやチューブを世に送り出してきた同社の技術力の成せる技だ。
現在、国内自動車メーカーの塗装現場からの引き合いは多く、安全面において高く評価されている。また、半導体工場など、静電気を嫌う現場でも好評だ。作業現場の環境整備と品質向上に、使ってみてはいかがだろう。
導電エアーホース6.5×10㎜ 100m
品番 | SEH-6 |
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発注コード | 851-1722 |
税抜価格 | ¥122,154 [1巻] |
大手自動車メーカーの塗装ラインはモデルチェンジ時、何十本ものホースを交換します。従来は、アース線入りエアーホースを使っていたため、ホースからアース線をむき出し、金属製継手への取付作業に時間を要していました。このホースは、その作業が不要なので、取付時間が短縮されアース線の管理が不要になり、工数が削減されました。
TRUSCO PROTOOL MAGAZINE イチオシ ®2024 P130