圧縮空気用フィルター、液中微鉄粉除去用フィルターなど、生産現場に役立つ製品を開発・製造・販売
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工作機械や光学式測定機など、金属加工の製造現場ではコンプレッサーを必要とする機械が多い。大気中の空気をコンプレッサーが圧縮し、機械の動力源とするのだが、問題はその空気。大気には微粒子や水分などの不純物が多く含まれ、圧縮によりその含有率はさらに高まる。配管内のサビや油、カーボンが圧縮エアーに混入することもある。そのため、圧縮エアーの汚れが機械不調の原因になるケースが実は多いのだ。例えば工作機械の主軸。そこに供給されるエアーに異物が混じるとベアリングのボールが焼付けを起こし、水分が混じるとサビの原因になる。こうした圧縮エアーの汚れによるトラブルを防ぐのが今回ご紹介する、圧縮空気用フィルター「3in1 マルチ・ドライフィルター」だ。
圧縮空気用フィルターは通常、水分除去・オイルミスト除去・ダスト除去と、個別の対応が必要となる。しかし本製品は、その3台分の機能を1台にイン。3種類の特殊エレメントを同軸上に内蔵するという世界唯一の構造がこれを可能にした。水滴・油滴を結合するステンレス製の「第1エレメント」、竜巻と同じ真空状態を起こしドライエアーを作る「第2エレメント」、7層からなる「オイルミストエレメント」を搭載。効果は絶大で、0.01㎛ 以上の固形粒子を除去、オイルミストも99.99%除去、水滴はゼロ。ISO8573-1の粒子等級2以下になると知らせてくれる専用の圧縮空気品質モニター「AIR-MO」(オプション)も用意。繊細化・高額化する工作機械や設備を、高品質のエアーで守ろう。
3in1 マルチ・ドライフィルター Rc3/8インチ
品番 | T-105A-1000 |
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発注コード | 253-2930 |
税抜価格 | ¥75,100 [1S] |
ワークの加工面に線が入るなど、工作機械の故障が多く、主軸を交換しても症状が再発するため困っていました。エアー内の不純物が原因の可能性があると知り、測定してもらうと、想像以上の汚染が判明。そこで「3in1マルチ・ドライフィルター」を設置したところ、以前は3ヵ月に1度あったトラブルが1年後にはゼロになり、効果を実感しています。
TRUSCO PROTOOL MAGAZINE イチオシ ®2024 P176